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QMS定着への奮闘日記

No.8 テスト運用まで行ったのに…完成間近の!?のどんでん返し
    [ドキュメントを創り上げるまでの実例3]

2010年4月22日

 前回紹介した『営業活動支援システム』を使って、営業ミーティングの
  進め方を再検討。

  『営業活動支援システム』の各画面を見れば、営業活動の中身は分かる。
  ただそれを報告するだけじゃなく、営業ミーティングでは何をやりとりすれば
  有効か…を考え、出てきた見解は次の2点。

   活動結果に対する営業マンの自己評価と今後の進め方
   それについて営業責任者が話題にしたこと

  これらが出来る限り簡潔に残せるような営業ミーティングフォームを検討し、
  やっと纏まったので、1ヶ月を目処にテスト運用をスタート。

   【営業ミーティングフォームの実例】
営業ミーティングフォーム


 そんな最中、検討の中心だった営業のグループ長が異動になった。
  新任のグループ長は前任者の意向を汲み、テスト運用状況の確認を
  引き継いだ。 しかし…
   「これじゃ営業マンが感じたことやどうしたいかが、具体的に見えないぞ」

  その感想をQMSミーティングで発表すると、トップ曰く、
   「あの時点では良いと思っていたフォームで、いざテスト運用してみたが、
    どうも使いづらそうだ。全体像も見えない…
    ならば、改善すべきでしょう。
    ついこないだまで現場で営業ミーティングの指揮を執っていた2代目の
    グループ長が、どんな感覚でどういう風に作り替えてくるか…
    実に挑戦的な仕事の進め方だ。 すぐに案を出しなさい。」

 おっと、凄いことになってきたぞ。
  私も一緒に議論する本部スタッフであるけれど、新任グループ長がどんな
  案を引っ提げてくるか…楽しみ。

 まだまだ、完成までには時間が掛かりそう…
  だけど、着実に「具体的な動きが分かるドキュメント」に近づいている。
  そんなワクワク感を抱きながら、もう7度目の検討会に入った。

△ No.9 ドキュメントに出来ないノウハウは無い
▽ No.7 『営業活動支援システム』の紹介とその特長