●2010年5月11日
■先日、友人と食事をしていたときの話。
彼女は「国際文化交流」という、校正業務は勿論、QMSとは無縁の仕事
をしているが、仕事に対する意識の高さや、毎回のイベントで並々ならぬ
努力と成果を上げていることから、よく互いの「仕事環境」の話をする。
■先日もそんな話をしている時、彼女がこんな事をこぼした。
「後輩にイベントの計画書を作らせたら、趣旨がバラバラ。
この内容で、頼んだ人は満足するかな…って想像しないもんかな?
こんなんじゃ、イベントに来てくれた人達を喜ばせないわ。」
■彼女の話に、私は大きく頷いた。
何故なら、私も部下に対して同じ様な指摘をしているから。
「私に見せて物言いが付くと思わなかった?
すんなり通すとでも思った?」
私がそう捉えるようになったのは、日頃社長にそう云われてきたから。
そんな話が彼女から挙がり、改めて「意識の高さ」に感心した。
■正直、そういう「意識」の高い人ばかりなら、仕事環境は活性するだろう。
仕事の進行もスムーズだろう。
でも現実は「意識」が高いと云われる人もいれば、そうじゃない人もいる。
QMSは「意識」が高かろうと低かろうと、どんなタイプの人が携わっても
同じ品質を提供しなければならないのだから、QMSの推進者として
様々な状況下を想定して「仕組み」を構築しなければならない。
■部下に私を想像させる前に、もっと私自身が出先や部下の状況・仕事
環境・個性等、色々想像して「仕組み」を構築する必要があるなぁ…
今回の日記を書き始めた時は「仕事に於ける意識の高さ」のような筋にしよ
うと思っていたけど、結局私自身の足下を考えさせられるキッカケになった。