●2010年 7月22日
■当社では四半期毎で、個人毎の「行動目標」を設定している。
設定の考え方は、NKS流のプロセスアプローチが基本。
例えば、昔は会社(または部署)単位で「今期は不良率ゼロを目指す
ぞ!」というような大きな目標を掲げていたが、現行の考え方では仕事
のプロセス毎に「私は○○をすることで、不良率ゼロを目指します」と
実務に即した個人毎の目標を掲げている。
■一見「そんな当たり前のことを…」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
実際やってみると、これが実に難しい!!
現在私が担当しているグループも、より「プロセスの品質」にフィットした
具体的な行動目標にするため、出先の責任者と何度も何度も議論を
重ねている… 本当に一筋縄では行かない… まさに奮闘!
■そんな中、あるテレビ番組で「自分の理想像を人前で発表するセミナー
が開催されている」ということが取り上げられていた。
理想像を口に出すことで脳を刺激し、自身の行動が少しずつ理想に
近づくようにし向けるらしい。
「色んなセミナーがあるモンだ」と何気なく見ていたけれども…これって
今我々が奮闘している「行動目標の設定」と同じじゃないか!?
■理想の姿をイメージし、そのために「私は○○をします」と目標として公言
することで、その行動を意識し、目標達成に繋がっていく訳だ!
これまで「何を目標にするの?」と通り一遍なアプローチになりがちだった
けど、「職場における貴方の理想像って、どんな姿なの?」そんな切り口
ならみんなも考えやすいだろうし、もっと具体的な議論が出来るかも。
早速今からアプローチの仕方を変えてみよう!
コレまでとは違った議論が出来そうだ。