●2010年 9月 2日
■先日、ある事業所のミーティング報告に、こんなことが書かれていた。
『どうも所内のメンバーを見ていると、お客様に説明する際、「ルール
ですから」とか「当社ではこう決まっていますから」で終わらせている
ように感じるときがある。
これではお客様も納得出来ないままじゃないだろうか…
ルールの理由を説明すれば、お客様も納得してくれるのではないか。』
■こういう話題が出先のミーティングで議論されるようになるなんて…凄い!
個人的に感じているところはあっても、こうやってキチッと問題として捉え
て、所のミーティングの席上に挙げてくれる社員は奇特だ。
提議した社員の感性に感心した。 しかし…
■何故「ルールですから」で済ませて、説明することから逃げるのだろう…
「ルールですから」と云って、お客様に嫌われる時のルールには、どういう
モノがあるんだろう…
きっと彼等も、なんと答えたら良いかが分からないから、困っているのかも
しれない。 言い方を知っていれば説明出来るはず。
■ならば、社員全員を困らさないための「ルールの説明・言い方が分かる」
ドキュメントを作ってあげるしかない!
『お客様向け ルール説明集(仮)』を新たに作ることになった。
また一つ、面白そうで、且つ活えるドキュメントが出来そうだ。
△ No.24 失敗学:クレームから学んだ「外観状態検査のあり方」
▽ No.22 内部監査で浮き彫りになった…「形式的な運用」