●2010年 9月22日
■社員の中に、無口で暗い感じの人がいる。
でも彼は決して、根はそうでは無い。
仕事から離れれば、気さくな人柄だ。
だけど…仕事になると無口になり、覇気を感じない。
■そんな疑問に対して、トップはこう説いてくれた。
『何故、仕事で暗くなるのか…それはやることが分からないから。
不完全・不完全・不完全…
仕事をすればする程「不安」になる。
だから無口になる。答えることに自信が無いのです。
だからといって、‘原点に立ち戻る’意識は無いのです。』
■この言葉に凄く合点がいった。
確かに、「○○を実現するために、貴方は何をしますか?」と尋ねても、
なかなか答えが返ってこない…黙り。
そういう状況を目にして、正直イライラする反面、私の接し方・質問の
仕方が悪いのかな…と悩んでいた。
もちろん質問の拙さもあるけど、トップが云うように「どうしたらいいのか
分からない」から、ハッキリ答えられず言葉数が少なくなり、動きも鈍く
なるというところも少なからず有るのだと思う。
そんな状態でお客様と接していると思ったら…
何としてでも手を打たなければならない。
■そうと分かったら、私がやらなければいけないことは、「動かす」ことだけ
ではなく、分からないところを少しずつでも「分かるようにアシストする」
こと。
改めて‘原点’に立ち戻って、彼等の力量を再確認するところから始めて
みよう。
△ No.27 同じトラブルを起こした問題の本質…‘力量の担保’のあり方
▽ No.25 NKS流インフラストラクチャー維持の工夫