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QMS定着への奮闘日記

No.35 お客様はどんな‘校正業務’を求めているのか…

2010年11月25日

 「我々がやっている仕事を、企業姿勢を‘見える’カタチにしたい!
   お客様に‘見える’カタチで伝えたい!」

  そんな想いから「NKSの校正業務」を‘ブランド’として確立しようという
  ことが決定し、外部の見識者の知恵と協力を得ながら、本部スタッフの
  ブランディングチーム(4名)で議論を重ねている。

 ある日「NKSの校正業務って、何が‘特長’なんだろうね?」という
  テーマに対して、メンバーから様々な意見が出てきた。

  しかし外部の方から「その‘特長’に対して、お客様はどう思っているの?」
  と問いかけられた時…  シーン…  発言が止まった。

  また「お客様ってどういう‘校正業務’を求めているんだろうね?」と違った
  切り口からの問いかけも、幾つかの意見は挙がるけど、だんだん言葉数が
  少なくなる…

 チームメンバーも、本部スタッフも、出先の社員も「お客様満足」を想って
  日常業務に勤しんでいるが、「何をどう想っているのか…」が具体的になって
  いなかった…

  つまり「お客様の視点に立って考える」ことに、具体性が足らなかった…と
  いう弱点が潜んでいたことに気づいた。

  例えば「校正可能機種が多いと、お客様は喜ぶ」…
  喜ぶことは間違いないけど、「どうして喜ぶのか」「機種が多いとお客様に
  どういうメリットがあるのか?」…というとろこまで具体的には追究して
  いなかった。

 そんなことは企業人なら考えて当然なのかも知れないが、そういう‘当たり前’
  のことに着目していなかったことが分かっただけでも収穫だ。

  「NKSの校正業務」のブランド構築は始まったばかり。
  メンバー全員、頭の中を熱くしての議論はまだまだ続く…

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