●2012年3月8日
■ 前回、この1年で導入された画期的システムを幾つかピックアップしまし
たが、今回はその中の『テレビ会議システム使った内部監査』を紹介した
いと思います。
当社のテレビ会議システムとは…
社内のイントラネットに映像と音声を繋ぎ、リアルタイムに
複数の事業所と双方向で、モノの展示や意見交換が
出来るシステム
今や、テレビやパソコンのモニターを通しての会議ややりとりなど、珍し
いモノではないと思います。
当社でもテレビ会議システムを2月に導入し、営業ミーティングや力量評
価のテスト・教育等、様々な場で活用しています。
■ しかし、その中でも画期的なのは、内部監査の生中継!!
内部監査の一部始終が、本部とオブザーバーとなる事業所のモニターに
映し出されるのです。
それまでの内部監査は、監査員と被監査員以外に、他所の責任者(4名)
と本部スタッフ(2名)がオブザーバーとして現地参加していました。
それはそれで、監査員と被監査員だけの「密室的な監査」から脱却し、
よりオープンな、意見の飛び交う内部監査に変化したと思います。
■ しかし、このやり方には相当のパワーと時間と経費を使います。
移動が長いと、その分彼等の本来業務の時間を割かなければならない…
QMS運用にとって決して無駄では無いけれども、やはり多少のデメリット
もあります。
■ それがテレビ会議システムを活用することで…
オブザーバーに掛かる時間と経費は大幅に削減!
それに、実際私もその状況を見ていましたが、
●どういう話題が挙がっているのか
●その時の監査員や被監査員は、どんな表情をしているか
まで分かり、以前内部監査員として参加していた時と、遜色ないレベルで
観察することが出来るのです!
■ 今回は簡単に、テレビ会議システムを使った背景と効果を紹介しました
が次回はもう少し運用の詳細と、参会者の声を紹介したいと思います。
△ No.46 内部監査を生中継!! その2 参加者の声から見えてきた、意外な効果の発見
▽ No.44 お待たせしました!! 「QMS定着への奮闘日記」再開です!