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QMS定着への奮闘日記

No.45 内部監査を生中継!!  その1
       テレビ会議システムの活用の背景と効果

2012年3月8日

  前回、この1年で導入された画期的システムを幾つかピックアップしまし
   たが、今回はその中の『テレビ会議システム使った内部監査』を紹介した
   いと思います。

   当社のテレビ会議システムとは…
     社内のイントラネットに映像と音声を繋ぎ、リアルタイムに
     複数の事業所と双方向で、モノの展示や意見交換が
     出来るシステム

   今や、テレビやパソコンのモニターを通しての会議ややりとりなど、珍し
   いモノではないと思います。

   当社でもテレビ会議システムを2月に導入し、営業ミーティングや力量評
   価のテスト・教育等、様々な場で活用しています。

  しかし、その中でも画期的なのは、内部監査の生中継!!
   内部監査の一部始終が、本部とオブザーバーとなる事業所のモニターに
   映し出されるのです。

   それまでの内部監査は、監査員と被監査員以外に、他所の責任者(4名)
   と本部スタッフ(2名)がオブザーバーとして現地参加していました。

   それはそれで、監査員と被監査員だけの「密室的な監査」から脱却し、
   よりオープンな、意見の飛び交う内部監査に変化したと思います。

  しかし、このやり方には相当のパワーと時間と経費を使います。
   移動が長いと、その分彼等の本来業務の時間を割かなければならない…

   QMS運用にとって決して無駄では無いけれども、やはり多少のデメリット
   もあります。

  それがテレビ会議システムを活用することで…
   オブザーバーに掛かる時間と経費は大幅に削減!

   それに、実際私もその状況を見ていましたが、
      どういう話題が挙がっているのか
      その時の監査員や被監査員は、どんな表情をしているか
   まで分かり、以前内部監査員として参加していた時と、遜色ないレベルで
   観察することが出来るのです!

  今回は簡単に、テレビ会議システムを使った背景と効果を紹介しました
   が次回はもう少し運用の詳細と、参会者の声を紹介したいと思います。

△ No.46 内部監査を生中継!! その2      参加者の声から見えてきた、意外な効果の発見
▽ No.44 お待たせしました!! 「QMS定着への奮闘日記」再開です!