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QMS定着への奮闘日記

No.46 内部監査を生中継!! その2
      参加者の声から見えてきた、意外な効果の発見

2012年3月15日

  前回、新規導入された「テレビ会議システム」での内部監査について、
   簡単に紹介しました。

   実際テレビモニターには、監査対象の事業所(左上)と、オブザーバー
   の2事業所+本部の計4カ所が映し出されます。

   そして内部監査の状況をリアルタイムに見ながら、どういう議論がされ
   ているか、時にはその内容についてシェアしたり…

   内部監査がオープンになり、もはや監査対象事業所だけの内部監査では
   なくなってきたと感じました。

  テレビ会議システムを使ったからといって、内部監査の‘質’そのものは、
   何も変わりません。

   しかし「テレビ会議システムを使った内部監査」は仕事の進め方に影響
   をもたらしているようです。

   下記はオブザーバーの声の一部です。
    ①朝と夕方は事業所での業務が出来るため、訪所するより
     負担は少ない。
    ②お客様からの連絡にリアルタイムで対応出来る。
    ③課員も内部監査に触れることが出来るようになった。

  導入間もないため、運用しながら一つずつ改善を進めている段階ですが、
   中には私が想定していなかったメリットがありました。
    ③課員も内部監査に触れることが出来るようになった。

   確かに…これまで監査場所に行くと、被監査員である責任者だけが社内
   に居て、他の課員はみんな外出。

   そういうスケジュールなら仕方がないのだが、これまで殆どの課員が内部
   監査を見る機会がなかったと思う。

  しかし、テレビ会議システムの映像を見ることで、
   「内部監査ってこういう風にやっているんだ~」と実感出来る。

   これまで監査の結果しか知り得なかった社員が、内部監査のプロセスに
   触れられるようになった…
   これって、今後のQMS運用にとっては凄い影響力だ。

△ No.47 NKSのQMSの「有効性」って、どう評価するの?
▽ No.45 内部監査を生中継!!  その1       テレビ会議システムの活用の背景と効果