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QMS定着への奮闘日記

No.55 制服を一新! 新しいモノを受け入れる意識と努力

2012年5月24日

  急に暑い日が続くようになった。
   しかし今夏も「節電」が求められ、様々な工夫を施さなくてはいけない。

   当社では6月1日に先駆け、衣替えをスタートした。
   しかも制服(作業着)をリニューアルしたのだ。
   これまでは創業以来続いた濃紺の上下でしたが、イメージをガラッとチェ
   ンジ。


新制服

   薄グレーのポロシャツに、ベージュのズボン。
   3年後の創業50周年イベントの一つとしての変更だが、これまでの面影を
   ちっとも感じないほど一新。

  これを全社に発信したところ、想像していた通り、
   「汚れが目立つ」「黒とか濃い色にした方が良い」との声が。

   当社の職業柄、時には油塗れになる場合もあるし、粉だらけになる場合も
   ある。
   そういう汚れは洗濯してもしても、なかなか取れないのだ。
   そうなると当然、濃い色の方が目立たなくて済む。

   しかしそこを敢えて淡い色にしたのだ。

  いざ衣替えしてみると、出先から不満の声がちらほら。
   でも私から見ると、みんなが思っているよりもうんと良い!
   とっても爽やかに見えるし、清潔感抜群。好印象。

   「それはまだ真新しくて、そんなにガンコ汚れが付いていないからだ」とい
   う意見もあるだろう。
   でもそれって、真新しい状態に保つ努力をすれば良いだけじゃないかしら。
   中には本当に取れづらい汚れもあるけど、綺麗に保つような努力をするの
   としないのとでは大違い。

   こういう淡い色だからこそ、その人の意識や努力がカタチになって現れるの
   だと思う。

  ふと、それってQMSに対する姿勢にも言えるのじゃないかと思った。
   QMSで仕事をしていれば改善のために、これまでとは違ったやり方で仕事
   を進めなければいけない状況が多々ある。
   なのに中にはそれを受け入れられず、やる前から物言いをつける人も見ら
   れる。
   ただ「やりたくない理由」を「出来ない理由」に摩り替えてアピールをして
   いるだけでは…と思う。

   QMSで仕事を推し進める意識と、制服を綺麗に着続ける努力…その根底は
   同じじゃないかな?

△ No.56 再認識…「リーダー」としての真の姿
▽ No.54 子は親の鏡、部下は上司の鏡!?