QMS定着への奮闘日記 >

QMS定着への奮闘日記

No.59 凄いぞ!月度毎のマネジメントレビュー

2012年6月21日

  以前、QMSミーティングでふと話題になった「毎月のマネジメント
   レビュー」。
   さてどうなるか…期待を胸にやってみた。

   なお、この月度のマネジメントレビューを「短期マネジメントレビュー」と
   呼ぶことにした。

  短期マネジメントレビューの目的は
     ①短期間でQMS活動を振り返ることで、現在抱えている問題や
       改善の種、打った手の状況とその有効性等をタイムリーに掴む。
     ②更なる運用のレベルアップ(効果的な改善、問題に対する迅速的
       な対応等)を図る。

   その概要・議題内容は
     ①対象期間のトピックスを6つの場面に分類
       [QMSミーティング、プロセスの品質、内部監査、
        業務不良・クレーム、ドキュメント関連、その他の活動]
     ②対象期間内に見えてきた問題点や改善の種とそれに対する打っ
       た手、およびその有効性の評価・判断
     ③品質目標達成のために本部が掴んでおく活動情報と、それに対
       するアプローチ状況

  実際の中身の一部をお見せすると…
短期マネジメントレビュー

   一つのトピックス/問題・改善の種毎に振り返る内容を一列に並記し、
   有効性が未評価、もしくは進行がストップしている事項に網掛けをした。

  すると、次のようなことが露わになった。
     ①現在抱えている問題や改善の種に対して、どこまで手が打てて
       いるのか・いないのか…?
     ②打った手が本当に有効なのかどうか…?
     ③「有効性の評価・判断のレビュー」までキチッと落とし込めてい
       ないという、当社の弱点。

   だけどそのおかげで、こんなメリットを得ることが出来た。
     ①ストップしている案件にキチッと手が打てること。
     ②そのフォローアップが放置されず、月度毎に出来ること。        
   等々…

  薄々感じていた弱点…それをなかなか立証出来なかったけれども
   (これもまた弱点だが)、この表で一目瞭然!
   凄いぞ凄いぞ!短期マネジメントレビュー!!

   これですべきことは何かが見えてきた。後は動くのみ!

   ※参考までに…当社の3つの「マネジメントレビュー」の位置づけ
3つのマネジメントレビュー

△ No.60 仕事を任せるのが不安…だから手を打つんだ!
▽ No.58 お客様を怒らせてしまった…今問われている「校正サービス業」のあり方