●2012年6月21日
■ 以前、QMSミーティングでふと話題になった「毎月のマネジメント
レビュー」。
さてどうなるか…期待を胸にやってみた。
なお、この月度のマネジメントレビューを「短期マネジメントレビュー」と
呼ぶことにした。
■ 短期マネジメントレビューの目的は
①短期間でQMS活動を振り返ることで、現在抱えている問題や
改善の種、打った手の状況とその有効性等をタイムリーに掴む。
②更なる運用のレベルアップ(効果的な改善、問題に対する迅速的
な対応等)を図る。
その概要・議題内容は
①対象期間のトピックスを6つの場面に分類
[QMSミーティング、プロセスの品質、内部監査、
業務不良・クレーム、ドキュメント関連、その他の活動]
②対象期間内に見えてきた問題点や改善の種とそれに対する打っ
た手、およびその有効性の評価・判断
③品質目標達成のために本部が掴んでおく活動情報と、それに対
するアプローチ状況
■ 実際の中身の一部をお見せすると…
一つのトピックス/問題・改善の種毎に振り返る内容を一列に並記し、
有効性が未評価、もしくは進行がストップしている事項に網掛けをした。
■ すると、次のようなことが露わになった。
①現在抱えている問題や改善の種に対して、どこまで手が打てて
いるのか・いないのか…?
②打った手が本当に有効なのかどうか…?
③「有効性の評価・判断のレビュー」までキチッと落とし込めてい
ないという、当社の弱点。
だけどそのおかげで、こんなメリットを得ることが出来た。
①ストップしている案件にキチッと手が打てること。
②そのフォローアップが放置されず、月度毎に出来ること。
等々…
■ 薄々感じていた弱点…それをなかなか立証出来なかったけれども
(これもまた弱点だが)、この表で一目瞭然!
凄いぞ凄いぞ!短期マネジメントレビュー!!
これですべきことは何かが見えてきた。後は動くのみ!
※参考までに…当社の3つの「マネジメントレビュー」の位置づけ
△ No.60 仕事を任せるのが不安…だから手を打つんだ!
▽ No.58 お客様を怒らせてしまった…今問われている「校正サービス業」のあり方