●2012年7月5日
■ 今期は〈改善の種〉が多い。
〈改善の種〉は会社が良くなるためのきっかけだから良い事なんだけど、
その発端の多くが最近当該日記でも紹介しているような、チョンボやク
レームというのが残念。
しかもその原因の殆どが「人の運用・意識」に関わるところなだけに、な
かなか手が打ちづらい…。
■ しかし一番の問題は、悩んでばかりで対策を立てるのに時間が掛かりす
ぎていること。
もたもたしている我々の問題点をトップから言及された…
『「考える」仕方を知らない。』
考えれば必ず「知恵」は出るはずなのに、それを頭の善し悪しとか、知識
の有無で片づけるから、出てくる「知恵」も出てこない…と。
そんな我々に「明瞭に考える(表現する)6箇条」を教えてくれた。
①難しい言葉は使わず、易しい言葉を使う
②抽象的な言葉は使わず、具体的な言葉を使う
③主語・目的語を必ず書け、省略するな
④数量化出来るモノは、出来るだけ数量化せよ
⑤いつ・どこで・誰が・何を・何のために・どのように…を書く
⑥具体的な事実を出来るだけ細かく書け
■ こうやって聞くと、とても当たり前のことなんだけれども、すんなり出来な
い…なんでだろう…?
それは「事実」をキチッと整理していないからだそうだ。
中途半端な情報で考えようとするから、形式的で精神論のような発想で終
わってしまうのだと。
■ 以前トップから「考えることは、一つの技術である」という話を聞いたことが
ある。
この技術を身につけるためには、ボヤいてないで、問題毎に事実を6箇条
に沿って整理しなきゃ…
△ No.62 更に‘甘さ’が露見…だったらその‘甘さ’に手を打つんだ
▽ No.60 仕事を任せるのが不安…だから手を打つんだ!