●2012年9月13日
■ 今回はNKSのブランドの話。
当社では2年前から、一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会が
提供する「型」を使って、「NKSのコーポレート・ブランド」を構築して
いる。
そこから導き出した当社のブランド・アイデンティティは
「NKSは校正を“ひたむきに進化”させている会社」
この言葉を導き出すだけで、なんと3ヶ月も考え続けた。
でも、この言葉を見れば見るほど、これまでトップが会社で実現しようし
とてきたことや、これからの夢を象徴した、ぴったりとくる言葉だなと感じ
る。
■ このNKSのブランド構築の話を、先日ブランド・マネージャー認定協会
主催の「第7回ブランド・セッション」で発表した。
発表後、参加者から様々な質問や意見を頂き、興味を持って聞いて下さっ
たんだなと思うと、凄く嬉しかった。その中でこんな質問があった。
「NKSのブランド・アイデンティティはどこに向けて発信して
いるの?社外?それとも社内?」
その質問に対して、私は当社の現状をふまえて、こう答えた。
「最終的にはお客様だが、現状は社内に浸透させることが優先」
■ そうは答えてみたものの、本当にそうなのか…翌日考え直した。
お客様に「ひたむきに進化~」という言葉だけを伝えるだけなら簡単。
でも本来目指しているのは、「ひたむきに進化させている」様が、社員の
言動から滲み出る…それがお客様に伝わるような状態。
ならば、「社内に浸透させることが優先」ではなく、「社員が実感し、言動
から滲み出ることが目標」が答えだったんだ!
■ また曖昧だったことがクリアになった。でも非常に壮大な目標だ。
しかしこの目標が実現するということは、社員一人一人が「NKSの看板
(ブランド)」になるだということ。
これって凄いよね。
すぐって訳にはいかないけど、そんな状態にどうしてもなりたい。
そのために私は何をすべきか…また新たなテーマにぶつかった。
△ No.71 グループ長に復帰、そこにある不安とこれからの動き方
▽ No.69 内部監査を分析 その2「そもそも何故分析するのか?」