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QMS定着への奮闘日記

No.70 NKSは校正を“ひたむきに進化”させている会社です

2012年9月13日

  今回はNKSのブランドの話。
   当社では2年前から、一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会
   提供する「型」を使って、「NKSのコーポレート・ブランド」を構築して
   いる。

   そこから導き出した当社のブランド・アイデンティティは
     「NKSは校正を“ひたむきに進化”させている会社

   この言葉を導き出すだけで、なんと3ヶ月も考え続けた。
   でも、この言葉を見れば見るほど、これまでトップが会社で実現しようし
   とてきたことや、これからの夢を象徴した、ぴったりとくる言葉だなと感じ
   る。

  このNKSのブランド構築の話を、先日ブランド・マネージャー認定協会
   主催の「第7回ブランド・セッション」で発表した。

   発表後、参加者から様々な質問や意見を頂き、興味を持って聞いて下さっ
   たんだなと思うと、凄く嬉しかった。その中でこんな質問があった。
     「NKSのブランド・アイデンティティはどこに向けて発信して
      いるの?社外?それとも社内?

   その質問に対して、私は当社の現状をふまえて、こう答えた。
     「最終的にはお客様だが、現状は社内に浸透させることが優先

  そうは答えてみたものの、本当にそうなのか…翌日考え直した。
   お客様に「ひたむきに進化~」という言葉だけを伝えるだけなら簡単。

   でも本来目指しているのは、「ひたむきに進化させている」様が、社員の
   言動から滲み出る…それがお客様に伝わるような状態。

   ならば、「社内に浸透させることが優先」ではなく、「社員が実感し、言動
   から滲み出ることが目標
」が答えだったんだ!

  また曖昧だったことがクリアになった。でも非常に壮大な目標だ。
   しかしこの目標が実現するということは、社員一人一人が「NKSの看板
   (ブランド)
」になるだということ。

   これって凄いよね。
   すぐって訳にはいかないけど、そんな状態にどうしてもなりたい。
   そのために私は何をすべきか…また新たなテーマにぶつかった。

△ No.71 グループ長に復帰、そこにある不安とこれからの動き方
▽ No.69 内部監査を分析 その2「そもそも何故分析するのか?」