●2012年10月4日
■ ISO専門誌月刊アイソス10月号に、とても興味深い記事が掲載されて
いた。
それは、「特集2 ISOファシリテーションセミナー開催 リーダーシ
ップはシステムで構築出来る」という記事で、タイトルからも興味がわく。
後から知ったが、このセミナーには当社のトップやいつもお世話になって
いる某企業のK課長も参加していたそう。
内容の詳細はアイソス10月号をご覧下さい。
参考 http://www.isosms.info/product/232
■ その中でなるほど!と思ったのが「ゴールデンサークル」の話。
これはサイモン・シネックという人がプレゼンした「心を動かす話し方」
で、人が通常考え、行動し、何かを伝える時は、
What(何をやるか)→How(どのようにやるか)→Why(何故やるか)
で話を進める。
しかし優れた組織や指導者は逆。
Why(何故やるか)→How(どのようにやるか)→What(何をやるか)
何故なら、WhatやHowは分かっている人がいる。しかしWhyが分かっ
ている人は少ない。だから、人はWhatではなくWhyに心を動かされる。
それを示した図を「ゴールデンサークル」と呼んでいるそうだ。
■ なるほど、なるほど。
「ゴールデンサークル」は初めて知ったが、Why(何故やるか)=「目的」
と理解すれば、毎日のようにトップから指導されている。
「発言する時は、まず‘目的’を述べなさい」
私達本部スタッフは、つい方法論ややり方が先行しがち。
そのせいか「言われたからやる」というような社員の姿勢・理解に影響を
及ぼしている嫌いがある。
■ ただ肩書きや知識があるではなく、あらゆることにおいて‘目的’がキチ
ッと語れるかどうかで、その人の発言の重み・深み、その人そのものの見
え方も違ってくる。その総合力が「リーダーシップ」になるのだろう。
私もグループのリーダー。
肩書きに胡座をかかず、心を動かす真のリーダーでありたい。