●2012年12月6日
■ 先日、ある事業所の3課ミーティングの様子をTV会議システムで観察し
た。
3課ミーティングとは云っても、この事業所は他の事業所よりも人員が少
ないため、営業と業務の2課で構成していることから、実質は「2課ミー
ティング」だ。
いざスタート。
3課ミーティングの運用手順通りに進めてはいるが、どこか味気ない…
これまでに見たことがない程スピーディーな展開だけど、どこか不安を感
じながらやっているようにも見えた。
■ このことをQMSミーティングに取り上げたところ、トップより
「2課で行うミーティングの仕組みが必要じゃないか」とアドバイス。
そうか!2課でやっているのに3課ミーティングの仕組みに載せようと、
背伸びさせていることに無理があったんだ!
■ きっと2課の責任者は普段の会話の中でお客様情報をやりとりしている。
ではミーティングでは何を話し合いたいのか…自分がその立場だったな
ら…自分が心配になっていることが解決しているかどうかじゃないかな。
どんな心配事があるか…具体的に想像してみると、なるほど2課ミー
ティングでの押さえ処が見えてきた。
■ ここでISOの原則「自分が実施したことに対して承認出来ない」ことか
ら、見えてきた押さえ処の実行者ではない人が確認すれば、心配事が軽減
出来、なおかつ妥当性の確認にもなるのでは!
こうやって考えていくと、2課ミーティングの仕組みも見えてきたぞ。
図:2課ミーティングの想い/2課ミーティングの運用
これで身の丈にあった運用になるかな…今後の運用の変化が楽しみ。