●2013年1月17日
■ 先週、審査機関のセミナーで当社のQMSについて発表してきた。
その模様はこちら↓↓↓
EQA国際認証センター 2013年度新春セミナー
前回綴ったように、ストーリーの切り口を「仕事上の失敗」にしたので、
ただ「こんな取り組みをしています」というよりは、興味を持ってもらえ
たかな…と自負。
■ 仕事上の失敗は、作業のチョンボで露わになるが、失敗を起こさないため
に、その要因となりそうな芽を摘む場の一つが「内部監査」だと思う。
当社の内部監査は、外部の見識者にお願いした「外部監査員」制度をとっ
ているが、今年から新しい外部監査員にお願いすることになった。
先週、新内部監査の1回目を実施。
その模様はこちら↓↓↓
監査しているプロセスの該当ドキュメントをプロジェクターに映し出し、
参加者全員が同じドキュメントを見ながら意見を出し合っている。
■ 新旧共、「校正業務の流れを見る」という事には違いはないが、アプロー
チの仕方が全然違った。
旧:基本、ISOの要求事項は使わない。
実際の校正業務を主体に観察し、引っ掛かるプロセス等があれば、
それがどの要求事項に当たるのかを説明。
新:基本、ISOの要求事項に沿って観察。
要求事項の流れ=業務の流れという認識の下、個々の要求事項が
当社のプロセスではどこに当たるのかを運用者に説明させ、その
実態を確認する。
これまでISO規格要求事項、どこにどの項目が示されているかくらいは
知っているけど、それが当社のQMSのどこに当たるかなんかはそんなに
考えたことも無かったから、最初は戸惑った。
■ けれども、ISOをとっている会社でQMSを推進している立場としては、
当然知っておかなければならない事だったのかも知れない。
新しい内部監査をやってみて、要求事項がどんなことを目指しているのか
もっともっと知りたくなったし、それによって当社のQMSももっと深みが
出るのではないかと期待。
何より新しい内部監査から、これまで気づかなかった〈改善の種〉も見え
てきた。
■ 前の外部監査員からは、QMSのイロハを教えて貰った。本当に本当に
感謝している。この場を借りて、改めて…ありがとうございました。
そしてこれからは新しい外部監査員から、いろんな見識を盗むぞ!