●2013年4月11日
■ 先週、第三者機関によるサーベイランス審査を受審した。
この審査に併せて、北陸事業所・瀬戸内事業所を登録サイトに追加するた
めの拡大審査も行った。
審査を受けるのが初めての被審査側の責任者は緊張気味。
「普段やっていることをありのまま答えれば良いだけだよ」そんな言葉を
掛け、審査が始まった。
■ 挨拶、自己紹介、初回(オープニング)会議…を経て、審査が始まった。
が、担当して下さった審査リーダーは非常にお話しが上手。
良い意味で型通りでなく、近況を語り合っている中で
「今、規格の○項と○項の状況を確認させて貰いました」
と。本当だ、知らぬ間に○項と○項が確認されている!
受審者の緊張も段々解け、話が弾む弾む。
■ 気づけば審査予定時間を大幅に超えていたが、全くそれを感じなかった。
それほど充実した時間だったんだと思う。
滞りなく審査が終わり、初めて審査を受けた責任者が嬉しそうに云った。
「雑談するかのようにお話ししていたら、いつの間にか審査されていて、
そして終わっていましたよ。」
■ これって「顧客満足」だよね…つまりISOの目的そのもの!
審査の遂行力という点も優れているけれども、受審側の状況や緊張、心情
とかも汲み取った「顧客を満足させよう」の表れなんだろう。
当社流の表現で云うならば「運用の力量」かな。
「運用の力量」は知識だけでなく感性とかカタチやテキストにし辛いモノ
も必要なんだろうと思うが、想いを持って努力をすれば習得出来そう。
今回も「気づき」の多い審査だったな。この「気づき」を活かして、次回
の審査では更に進化したNKSを見て貰おう。