●2013年5月16日
■ 当社では週2回、トップマネジメントを交えてのQMSミーティング(業
務運営会議)を行っている。
そこでは事業所のQMS運用状況や潜在している〈改善の種〉、構築した
仕組みの妥当性等、様々な議論を喧々諤々とやっている。
最近は新体制での運用状況や、見えてきた仕組みの改善が議論の中心と
なっているが、仕組みが変わったからこそ、そこに関わる「力量」の話題に
行き着く。
その「力量」で特にクローズアップされているのが、校正サービスを実現す
るリーダーである「校正責任者」の力量だ。
■ 現行の「校正責任者」の力量は、「校正責任者の行動指針」通りの運用が
出来ることで、テストに合格した者が認定される。
しかし最近の議論の中で、
「従来の校正責任者の行動指針は‘作業の進行’に特化した内容で、
本来の役割である‘任されたJOBの品質’を司るリーダーという
認識が薄いのではないか」
ということが見えてきた。
■ 校正サービスを担当する人たちが、1つのJOBを実現するために、それ
ぞれどのような役割を持ち、どんな動きをしなければならないのか…
・業務担当責任者 … 事業所の校正サービス担当の責任者
・校正責任者 … JOB毎の校正品質を担うリーダー
・校正員 … 機器毎の校正作業の実行者
現行システムに合わせて、それぞれの「力量」を再構築することになった。
■ ただいま検討真っ最中!
どのような思考の下で議論され、構築されていくか…
その時の議論や想い、感じたことも併せて、数回に分けて構築までの過程
をお伝えしたいと思います。