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QMS定着への奮闘日記

No.104 第2者監査は「QMS」の正しさをプレゼンする場

2013年5月30日

  前回までの動き「校正責任者の力量構築」は継続中。
   少し難航しているので、今回は先日有った「第2者監査」の話題。

  つい先日、当社のお客様からISO規格の要求事項にある「仕入れ先の評
   価」の一環で「第2者監査」の要請があり、受審した。

   「仕入れ先の評価」は、第3者審査でも必ず聞かれるし、内部監査でも(外
   部監査員から)よく話題に挙がる項目だ。
   なので、ここ2~3年でお客様からの「第2者監査」が多くなったと思う。

  企業として、社内の運用はもちろんのこと、材料調達や一部の業務をアウ
   トソースする企業の正しさを追求することも当然だと思う。

   アウトソースする企業の正しさ…第一は「力量」だろう。
   先日の第2者監査でも「力量」に特化されていた。

  当社の校正員の力量…校正作業が出来る「校正員資格認定」のあらましを、
   実例を示しながら説明。

   そのお客様も当社のきめ細かい資格認定までの経緯に感心して下さり、ま
   た何故そんな経緯になったのかの背景にも納得して頂いた。

   そして第2者監査は終了したが、後々考えてみると…

  お客様機器の校正の妥当性は、校正作業と校正品質記録で満足して頂く。
   第2者監査は…当社の「仕組み」についてプレゼンし、満足して頂くため
   の機会なんだ!

   当社は校正作業の正しさに自信を持っている。
   その校正作業を実現するための「仕組み」にも当然自信を持っている。

   「こんな仕組みでNKSの校正業務は、お客様に満足して頂こうとしてい
   る」ということを、もっともっとお客様に知って貰いたい!

   NKSの価値観は、校正作業だけでなく、「NKSのQMS」が裏付けて
   いると云うことをお客様に知って貰えたら、企業としてはこの上ない幸せ。

  NKSでは「第2者監査」を受け付けております。
   是非、NKSはどのような仕組みで活動しているかを、実感下さいませ。

△ No.105 名は体を表す…本来の役割に即した役職名に改名
▽ No.103 校正品質を握る人の「力量」とは… その2