●2013年8月29日
■ 以前話題に挙げた「校正責任者」の力量再構築。
>>№106 校正品質を握る「校正責任者」の力量、決まる
資格取得に向けた動きが、各事業所で本格的に始まりつつある。
1)新しい「校正責任者の行動指針」を使ってのOJT教育
2)QM運用保証責任者による、行動指針通りの運用状況になって
いるかの実態観察 etc.
活動の報告を見ると「行動指針通りに進められていた」「そろそろ申請
の手続きを始めようと思う」など、まずまずの進捗だ。
■ その状況を月度のマネジメントレビュー会議で報告したところ、トップも
今後の動きを楽しみにしているようだ。
でも併せてこんな事も言われた…
「これからの校正責任者は、ただ指針通りに出来るだけではなく、
そのパフォーマンス力が求められる。
校正はチームの‘人の動き’で実現する。そういう人の動きを
見て、お客様は当社の校正業務の‘品質’を評価する。
当社の校正責任者は決められた通りの動きは出来るだろうが、
‘見られている’という感覚が薄い。
一度‘人の動きを見せる’しかもチームで実現しているような職
業のところに伺って、どんなパフォーマンスをしているのか。
そのパフォーマンスはどのように訓練・維持しているのかを勉強
させて貰ってはどうだろうか。」
■ それは面白い!!
当社の校正メンバーも校正責任者も真面目に実務をこなしているが、
「見られている」とか「見せる」という感覚は殆ど持っていないだろう。
しかしこれからは「見せる校正責任者」「見せるリーダー」になる。
これまではそれを‘その人の資質’に任せていた感があったが、会社と
してどんなアプローチをすべきなのか…本部スタッフは学ばなければ!
■ ということで、現在QMSを運用していて、かつ「チームの動きを見せ
る」企業(例えば引越業者とか)をサーチ中。
その後の動きは後日ご紹介。楽しみだ!楽しみだ!