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QMS定着への奮闘日記

No.118 致命傷…ISO要求事項を知らない

2013年9月12日

  前回綴ったように、当社ではQMS管理文書の大改造中。
   大改造のコンセプトは
      ・プロセスアプローチを主体とした構成
      ・プロセス毎に、何をどのようにすれば仕事が出来るかがパッと
       見て分かる表現

   そして何よりの目的は「社員が使えるQMS管理文書」にすること。

  と簡単に言ってはみたものの、大改造は一筋縄ではいかなかった…
   10年近くQMS推進に携わってきて、誰よりQMSのことを知っている
   つもりだったが、いざ手を付けようとすると…なかなか進まない。

   どうして…と悩み、ISO要求事項や参考文献等を読み漁っていると、原
   因が分かった。

   どうも私はNKSのQMSは熟知していても、ISO規格の要求事項を知
   らない…ISOの基本概念は分かっているつもりだが、要求事項の詳細
   は何となく知っているだけ…これは致命傷。

  これまでISO要求事項で分からないことがあると、規格を調べるのでは
   なく、当社の内部監査を担ってくれている外部監査員やQMS活動で知り
   合った見識者に「これってISOではどう云っているの?」とその時々で
   教えて貰ってきた。

   だからISO要求事項の全容や、○項には何が具体的に書かれているかを
   調べる機会を持たなかったのだ。

   今更ながらISO要求事項を一項目ずつ読んでみる。
   この項は当社のQMS管理文書のココに当たるんだな…そうやって読む
   と堅苦しく思っていたISO要求事項も新鮮だ。

  お恥ずかしいことですが、今一度ISOに立ち戻りながらQMSを改造
   中。
   NKSでは要求事項をどう捉えたのか、どんな風に表現したのか等を今後
   進行に合わせて綴っていきたいと思います。

   もし読者様から見たご意見やアドバイス等が有りましたら、お聞かせ頂け
   ると幸いです。  こちらへどうぞ→ honbu-report@qms-wa-nks.jp

△ No.119 何故プロセスの関連図にコマの絵が描かれているの?
▽ No.117 QMS管理文書を大改造するぞ!!