●2013年9月12日
■ 前回綴ったように、当社ではQMS管理文書の大改造中。
大改造のコンセプトは
・プロセスアプローチを主体とした構成
・プロセス毎に、何をどのようにすれば仕事が出来るかがパッと
見て分かる表現
そして何よりの目的は「社員が使えるQMS管理文書」にすること。
■ と簡単に言ってはみたものの、大改造は一筋縄ではいかなかった…
10年近くQMS推進に携わってきて、誰よりQMSのことを知っている
つもりだったが、いざ手を付けようとすると…なかなか進まない。
どうして…と悩み、ISO要求事項や参考文献等を読み漁っていると、原
因が分かった。
どうも私はNKSのQMSは熟知していても、ISO規格の要求事項を知
らない…ISOの基本概念は分かっているつもりだが、要求事項の詳細
は何となく知っているだけ…これは致命傷。
■ これまでISO要求事項で分からないことがあると、規格を調べるのでは
なく、当社の内部監査を担ってくれている外部監査員やQMS活動で知り
合った見識者に「これってISOではどう云っているの?」とその時々で
教えて貰ってきた。
だからISO要求事項の全容や、○項には何が具体的に書かれているかを
調べる機会を持たなかったのだ。
今更ながらISO要求事項を一項目ずつ読んでみる。
この項は当社のQMS管理文書のココに当たるんだな…そうやって読む
と堅苦しく思っていたISO要求事項も新鮮だ。
■ お恥ずかしいことですが、今一度ISOに立ち戻りながらQMSを改造
中。
NKSでは要求事項をどう捉えたのか、どんな風に表現したのか等を今後
進行に合わせて綴っていきたいと思います。
もし読者様から見たご意見やアドバイス等が有りましたら、お聞かせ頂け
ると幸いです。 こちらへどうぞ→ honbu-report@qms-wa-nks.jp