●2013年10月31日
■ 当社では「非加害者無事故宣言」という取り組みをしている。
運転する人・しない人関わらず、事故はイヤなもの。
事故に遭うことは予測不可能だけれども、少なくともハンドルを握る時
は「安全運転で行くぞ!事故は起こさないぞ!」と思って欲しい、とい
うドライバーへの意識付けが、この「非加害者無事故宣言」活動だ。
極めつけは、社員毎に「非加害者無事故宣言カード」(下図参照)を配
布。運転時は車内に掲示して、常に意識出来るようにしている。
※1年間無事故を達成した宣言者には、会社から表彰金を贈呈
■ その甲斐あってか、いや、社員の「安全運転」への努力の賜だが、この
1年間で発生した加害者事故は2件に留まった。
ちなみに当社では現在、67台の社用車があり、全台数の走行距離が
約322,000㎞(地球8周相当)。
事故の発生は残念だけど、それだけ走っていて2件は凄いし、ケガもな
く、大きな事故でもなかったことは幸いだった。
■ そしてまたこれからの1年間「非加害者無事故宣言」をする社員が続々
と手を挙げている。「安全」への強い意識の現れに嬉しく思う。
しかし数人、宣言しない人がいる。何故宣言しないのか、理由を聞いて
みると、「事故は絶対起こしたくはない。でも予測も出来ないから宣言
出来ない」という、その人なりに真剣に考えすぎたがために、手が挙げ
られなくなったそうだ。
それはそれで、とても誠実さを感じるし、宣言していない人で事故を起
こした人もいない。
■ この人達を見ていると、宣言の有無ではなく、「安全運転」を強く意識し
て、真剣にハンドルを握るかが大事なんだと実感する。
手を挙げないことは少し残念な気がするけど、強く意識している人がど
んな行動をし、どんな結果が出るのか、ちょっと楽しみでもある。
ふと思い出した。品質目標の策定等でトップが説いてくれる言葉を…
「私はどうなりたい!と真剣に考え動けば、必ず成果や成長がある」