●2014年1月30日
■ 前回、当社の仕事を請け負う姿勢の現れ「業務方針決定ミーティン
グ」の中身を紹介しました。
その取り組みは会社として自信を持っていますが…でもお客様や活
動の中心人物になる営業マンにとっては…メリットもデメリットも有
る。
今回は「メリットとデメリット」の紹介と、「デメリットをどう克服す
るか」の取り組みをご紹介。まずは「メリット」から。
■ 先日、あるお客様の第2者監査を受けた際、問答の補足説明にこの
「業務方針決定ミーティング」の話をしました。
それを聞いたお客様は、まだ監査の途中だったにも関わらず、「この
取り組みのお話しを聞けば、これ以上の監査は必要有りません。十
分安心して任せることが出来ます」と、何とも嬉しいお言葉を頂きま
した。
運用者は本当に大変。だけれども、この緻密な取り組みがお客様の
安心・満足に繋がるのだと。そしてこの取り組みを実現している運用
者こそ、当社のブランドの柱だと、つくづく実感。
■ 次は「デメリット」
それはやはり、これだけのことをすれば時間が掛かる。そのため見積
提出も以前より時間が掛かっている、遅くなっているということ。
「見積提出の速さ」が‘姿勢’の一つとして捉えるお客様もいらっしゃ
るし、見積作成の速さを売りにしていた営業マンにとっては「(手続き
を踏まないと)見積がすぐに出せない」という悩みがある。
最終的には「人による決裁」が必要だけれども、議論を重ねていくこと
で、これまで蓄積した様々なデータを使えば…そこに至るまでの情報
収集や選定等はオートシステム化出来るかも知れない!という気づ
き。
ということで、現在そのシステムを専門部門で開発中。
■ そう言えば…これも第2者監査があったお客様から「NKSさんは様々
な情報をデータベース化していて、それを全社的に活用出来るシステ
ムを持っている。それって凄い強みですよ!」という意見があった。
そっか!つまり、今開発中のシステムが出来れば更に仕組みは強化さ
れるってことだ。システムの完成が楽しみだ、ワクワク。
■ このシステムは来期を目処に完成・運用開始を予定しています。
出来た暁にはNKSのQMSがどう変わり、パワーアップしたのかを、
改めてご紹介したいと思います。
△ No.135 ドキュメント改訂の裏側に「QMSの知恵」あり
▽ No.133 NKS流「仕事を請け負う姿勢の現し方」