●2014年2月27日
■ 先日から綴っている「QM戦略実践」
更に中身が詰まったテキストにしようと、当社のQM戦略の実践者でも
ある本部スタッフの知恵・経験談を結集している最中。
■ 当HPでも紹介しているが、当社のQM戦略の代名詞は、何と言って
も「ドキュメント」
この十数年で多くのドキュメントを作り、今現在も使っているが、改
めて「仕事をドキュメント化する」ということを整理してみると…
感覚的に「こう表現すると良いだろう」「こんな風に纏めよう」と作っ
てきていたため、社内でも微妙に統一性があるような無いような感
じだったことに、改めて気づいた。
■ 例えば…ある工程のフローチャート(流れ図)を作るとなった時、何と
なく「□(四角)」や「◇(菱形)」、「-(実線)」「---(破線)」
を使っていたが、フローチャートに関するJIS(JIS X 0121)が
あって、「□」「◇」やその他諸々、記号にはちゃんと「決まり事」
が有ることを、今回の整理の中で初めて知った。
そんな決まり事があったなんて知る由もなく、見様見真似で作ってきて、
大きく外れた使い方はしていなかったけれど、これを機に今後のフロー
チャート作りで使用する流れ図記号の統一化と当社なりの定義づけを
することにした。
■ 「QM戦略実践のテキスト作りに…」と思って動き始めたのに、奇しく
も当社自身が「自社のドキュメント作り」を見つめ直すことになった。
ここでキチッと「ドキュメント作りの基準」…使用する言葉とその定義
づけ、表現の仕方を決めることで、勿論統一化も図れるし、何より作
成側と使用(運用)側との間の「解釈のズレ」も軽減されるのでは。
ということは、「共通言語」が持て、それで議論が出来るのだ!
■ また「NKSのドキュメント」が一歩前進しそうだ。
この「ドキュメント作りの基準」構築で発見したこと、その効果などを
今後お伝えしたいと思います。