●2015年10月22日
■ 少し前になりますが、前期(51期)の年間マネジメントレビューを
しました。
休暇中の活動を振り返ることができ、51期は「新たな取り組み」と
いうよりも、これまでに構築したQMS体系の更なる具体化、力量
向上に力を注いだ期だったように思います。
■ その中でも当社の業務の一つである「バリデーション支援業務」
以前のバリデーション支援業務は、校正部門と別の枠組みで「バリ
デーション部門」が担っていましたが、50期から組織を統合し、校正
業務と同じ枠組みで各事業所の日常業務として実現することとなり
ました。
基本的には校正業務もバリデーション支援業務も同じ流れでQMS
が展開されるのですが、それまでのバリデーション支援業務はという
と…
校正業務ほど仕組みが具体的ではなく、専門的知識を持った者の力
量と努力で展開していた…という実態でした。
■ いざ各事業所で実現しようとすると、知識も乏しく、運用資料もま
まならないために、「どうしたらいいの?」とお手上げ状態。
本部で対応出来る者も限られており、ずっとてんてこ舞い。
■ そんな状態を打開すべく、いろんな手を打った。
①校正業務に合わせた運用資料の作成
②基礎知識資料の作成
③TV会議システムを使った勉強会やテストの開催 etc.
このような努力を50期51期と積み重ね、全てではないが、今では
各事業所でもバリデーション支援業務のQMSが流れるようにな
った。
■ そして今期52期。
これまで培ってきた知恵と新たな知識で、運用資料を更にブラッ
シュアップしていくと…NKSの専門業務が明らかに!
当社がお客様に提供していたのは、『バリデーション基準』の中の
「適格性評価(クオリフィケーション)」だったのです!
■ よって、「バリデーション支援業務」改め
「クオリフィケーション業務」と業務の呼び名を変更します。
詳しくは当社HPメルマガ情報第307号をご覧下さい。
クオリフィケーション業務専門企業としてスタートした52期。
どんなQMSが展開されるのか…ワクワクです。