●2015年11月5日
■ 前回「品質の定義」について綴りました。
じゃあ、NKSの品質の定義って何?ってなりますよね。
改めて言葉で表現すると…
●JOB毎に決められた仕組みで実現し、確認・保証した校正
結果を提供すること ※JOB:校正業務の単位
●(力量等前提が成立していれば)誰がやっても同じ結果が出
せること
でしょうか。
校正業務は人の動きによって実現する…つまり、人が品質を握って
いる「仕事振り品質」と言っても過言じゃない。
■ また「お客様からの引き合い」から「校正品質記録の納品」まで長
い時間(日)が掛かり、その上何人もの人が関わっている。
「作業が出来たからヨシ」とか「納品したからヨシ」なんていうザッ
クリとした発想ではなく、校正業務を構成する「プロセス」毎で品
質が維持されているかの確認や管理が必要となる。
だから「プロセスの品質:製品品質は、業務を構成するプロセス毎
の品質の累計」という発想がに行き着いた。
※詳しくはこちら → NKSのプロセスアプローチ
■ プロセス毎に最低限何を維持しなければならないか、そのために何
をすべきなのかがハッキリとした。それをキチッと実現することで
「NKSの校正品質」と位置づけ、お客様にも見えるようにしてい
る。
ただやっぱり企業としては、「高品質」を狙いたいし、お客様にも
出来るだけ品質の良い校正をお届けしたい。
そうなると、社員の「仕事振りの向上」に目を向けざるを得ない。
特に校正作業の実施を展開している校正責任者改め「JOB統括者」
の旗振り如何で業務品質はガラッと違ってくる。
■ そこで、「JOB統括者」の行動指針と力量評価を全面的に見直し、
現在資格取得のためのトレーニング及びテスト受験中。
その内容は…また次回ご紹介。