●2016年6月23日
■ 前回綴った「新人教育 年間計画及び目標」の一環で、私も本部主
催の「QMSの理解」というテーマで四半期毎に教育を担当するこ
とになった。
さて、具体的にどんな教育をするか…相手は新人だから、難しいこ
とは話せないし…。意外と悩む。
■ これまで事業所内でもQM運用保証責任者がQMS教育を行って
いたが、どんな教育をしていたのだろう…?
と考える時点で「QMS教育」を事業所任せにしていたことに気
づく。
反省しつつ「どんな教育をしていたの?」と訊ねてみると、主に
『品質マニュアル』や下位文書の読み合わせ、実務に関連する資料
とその目的の説明を行ってくれていた。
■ 本部主催で教育をするのに同じようなことをしても面白くない…
では、どんな内容にするかを検討する中で、トップからこんな問いか
けがあった。
「新入社員はどのような会社で働いていると思っているのかなぁ。
この会社がどんなスタンスで経営しているのかとか、日々やって
いる仕事がどういう考え方の下で作られているのかとか。
マニュアルに書かれていることとかよりも前に、『NKSで仕事
をするということ』を学んでもらう方が先じゃないか。」
■ 仕事をしていて、日に何回と「QMS」という言葉を聞いているだ
ろうけど、なんでNKSはQMSで仕事をしているのか、NKSは
QMSで何を実現したいのか、そのような話はきっと事業所では
されていないだろう。
ヨシ、教育テーマは『NKSで仕事をするということ』にしよう。
講師としてはちょっとプレッシャーだけれども…面白い教育にな
りそうだ。
『NKSで仕事をするということ』…次回ご紹介したいと思います。