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QMS定着への奮闘日記

No.175 「QMS教育」で会社が新入社員に伝えたいこと

2016年6月23日

  前回綴った「新人教育 年間計画及び目標」の一環で、私も本部主
   催の「QMSの理解」というテーマで四半期毎に教育を担当するこ
   とになった。

   さて、具体的にどんな教育をするか…相手は新人だから、難しいこ
   とは話せないし…。意外と悩む。

  これまで事業所内でもQM運用保証責任者がQMS教育を行って
   いたが、どんな教育をしていたのだろう…?
   と考える時点で「QMS教育」を事業所任せにしていたことに気
   づく。

   反省しつつ「どんな教育をしていたの?」と訊ねてみると、主に
   『品質マニュアル』や下位文書の読み合わせ、実務に関連する資料
   とその目的の説明を行ってくれていた。

  本部主催で教育をするのに同じようなことをしても面白くない…
   では、どんな内容にするかを検討する中で、トップからこんな問いか
   けがあった。

    「新入社員はどのような会社で働いていると思っているのかなぁ。
     この会社がどんなスタンスで経営しているのかとか、日々やって
     いる仕事がどういう考え方の下で作られているのかとか。

     マニュアルに書かれていることとかよりも前に、『NKSで仕事
     をするということ』を学んでもらう方が先じゃないか。」

  仕事をしていて、日に何回と「QMS」という言葉を聞いているだ
   ろうけど、なんでNKSはQMSで仕事をしているのかNKSは
   QMSで何を実現したいのか、そのような話はきっと事業所では
   されていないだろう。

   ヨシ、教育テーマは『NKSで仕事をするということ』にしよう。
   講師としてはちょっとプレッシャーだけれども…面白い教育にな
   りそうだ。

   『NKSで仕事をするということ』…次回ご紹介したいと思います。

△ No.176 NKSで仕事をするということ
▽ No.174 新入社員教育って難しいね…