●2016年7月14日
■ 先日、ある事業所の業務品質討議会(一般的にいう内部監査)を
実施。
いつもは外部監査員を招いて進行していたが、今回は不在。
(超多忙のため、今期から不定期の参加なんです)
今回は我々本部スタッフ主動で進行。
ちょうど第2四半期がスタートしたところでもあったので、「第2
四半期の行動目標」を中心に議論。
■ 技術サービス部門である業務担当課は、今期中に取得しなければ
ならない「JOB品質統括者資格」の認定が目標となっていた。
「NKSの顔」として校正作業を仕切る役割の「JOB品質統括者」
は、かなり細かく厳しく評価される、難関社内資格のため、トレーニ
ングも相当積まなければならない。
いざ受験してもなかなか合格者が出来ない状況が続いたため、
「何が拙かったのか、指摘事項」や「良かった動き」等、トレーニン
グの参考になればと思い、試験実績を『出来事と対応』で随時開
示していた。
■ てっきりその情報を読んで活用してくれていると思い、業務品質討
議会で「JOB品質統括者のトレーニングで他所の実績や指摘事項
を参考にしてる?」と聞くと…
被監査員:「いや…そこまではしてませんね。」
監査員 :「他所の結果は読んだ?」
被監査員:「見ました…が、自所への反映はしてませんね。」
あぁ、ガッカリ。何のために情報を開示していたのか…
■ 『出来事と対応』とは、全社同時に情報を水平展開・共有し、やり
とりをするための、当社経営の肝になるコミュニケーションツール。
それが単なる「会社から一方的に送られてくる読み物」的扱いにな
っている…合わせて他所の状況を調査してみると…幾つかの事業
所でも同様の状況だった…ショック。
■ 会社は情報を発信すれば、各事業所内または各課内で展開される
ものと思っていたが、現実は違っていた。
社内コミュニケーションの大きな欠落発見!
気づいたからには改善!まずは、会社が求める社内コミュニケーシ
ョンの場面とあり方を整理し直そう。
また重大・重要な改善の種が見つかった、
業務品質討議会のパワーだ!
△ No.178 社内研修日記1 グループワークゲームから『仕事』を学ぶ
▽ No.176 NKSで仕事をするということ