●2017年11月16日
■ 当社の仕事には『ドキュメント』が不可欠です。
当社における『ドキュメント』の存在意義は
「ルールの実行を担保するもの」
社員の能力や経験に頼らなくても、決められた仕事が決められた通
りに出来るように先導し、サポートし、保証してくれる…
社員の仕事の足並みを揃える、それが当社の『ドキュメント』の位
置付けです。
なので、ドキュメント作りにはいろんな人の心血を注ぎ、検討と議
論を重ねて生み出されます。
ドキュメントは当社の知恵・力量の集大成です。
■ 今も社内留学生がドキュメント作りに苦悩しています。
どうしても、自分の視点や常識で考えたり発言してしまう。
当たり前の事ではありますが…
NKSのドキュメント作りにおいてはタブー。
ベテラン社員には理解できるけど、新人社員は理解出来なかった
りと、その人が持っている力量によって解釈や進め方がバラバラに
なるようではダメです。
作る側の視点では無く、ドキュメントを使う側の視点に立って考え
ないと、そのドキュメントが形式的になったり、その内使われなく
なったりします。
出来るだけ「新入社員や素人が見ても分かること」の意識が、ドキ
ュメント作りには重要な要素になります。
■ そんな苦悩している社内留学生に対して、社長が掛けた言葉。
「ドキュメント作りのプロになるなら、まず自分が大いなる素人
になることです。素人(相手)の視点を持つから、相手の気持
ちが分かる。伝わる言葉を探そうとするのですよ。」
(ドキュメント作りの)プロになるなら、まず自分が大いなる素人
になれか…深いなぁ。
また、社長語録に追記しよう。
■ これまで多くの場面で学んだ言葉を『社長語録』として私なりにメ
モしています。
何度も聞いて読んでしていたので、自分の中に溶け込んでいたと思
っていましたが、改めて読んでみると…突き刺さる。
もう一度社長語録をいろんな切り口から整理して、今後当日記でご
紹介したいと思います。