●2017年12月7日
■ 当社は、本社を名古屋に置き、全国に12事業所を展開しています。
活動エリア、取引しているお客様、取り扱っている計測器は事業所
によって様々ですが、実現している仕事(校正業務/適格性評価業
務)の仕組みは全社共通です。
■ しかし、先日も実際に発見した事ですが…時々
同じ業務なのにA事業所とB事業所でやり方が違うというケースが
あります。
A事業所もB事業所も長年それぞれのやり方で進めてきて、トラブル
も起きなかった(偶々起きなかっただけかもしれませんが…)
ので、どちらも「これがルールだ」と思い込んでいました。
「どっちが正しいですか?」と問われても…すぐには答えられませ
んでした。
どうして答えられなかったかというと、その業務に対するルールが
曖昧だったからです。
読む人によって捉え方が幾通りも出来そうな表現だった…そのた
め事業所毎で解釈されたやり方が「所ルール」になり、事業所の分
だけルールが出来ていたのです。
■ 会社の反省点は
●ルール・基準が不明確で、人による解釈の違いを生んだこと
●そのため会社の中に複数のルールを存在させていたこと
このようなことが出来る限り起きないように、仕組み・ルールを構
築する際は下記のことを意識しています。
△ No.217 【NKS流QMS語録】NKSにおけるQMSの存在理由
▽ No.215 【NKS流QMS語録】QMS構築の理念