●2018年1月11日
■ 2018年になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
■ 当社では昨年末、社員全員に「仕事における、私のとってのQMSの
存在理由」について考えてもらいました。
全社員とも「QMSで決められたことを、決められた通りに仕事をす
る」こと理解し、一生懸命真面目に日常業務に専念しています。
しかし、一部の社員と話していると…やることだけに眼が向けら
れ、「QMS=ルールに縛られている」と強く囚われているように感
じることがあります。
会社としては、ことある毎に個々のルールやドキュメントの目的を
伝えるようにしていましたが、
「何故ここまで会社がQMSに拘るのか、3課ミーティング・運営等
に拘るのか」その基になる考えや、業務プロセスの目的を明確に伝
えきれていなかった…ということに気づき、反省しました。
■ 改めて『会社が考えるQMSの理念・考え』『役割毎のQMSの存在理
由』の概念をドキュメント化して伝え、社員一人一人の役割・立場で
「私にとってのQMSの存在理由・仕事における自分の姿」を見詰めて
もらうことにしたのです。
その結果をレポートに纏めてもらいましたが、どの社員もなかなか
筆が進まなかったようです。
それはレポートの設問が難しいからではなく、これまでこのような
ことを考える機会がなかったからです。
レポートの結果はどうであれ、こうやって社員一人一人が「私にと
ってのQMSの存在理由・仕事における自分の姿」を見詰めてもらっ
たことに価値があると思います。
■ 今回初めてこのような取り組みをしましたが、同時に10年前に
トップから聞いた言葉を思い出しました。
△ No.220 「データインテグリティ」新たな課題が見つかりました
▽ No.218 【NKS流QMS語録】見える化出来ないノウハウはない