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QMS定着への奮闘日記

No.225 社内留学第2弾、はじまります

2018年5月17日

  当日記でも何度かお伝えしましたが、昨年度「社内留学」を実施し
   ました。

   社内留学とは、事業所⇒事業本部に3日間在留すること。
   事業本部スタッフの一員となって、
    ●どのようにして仕事の方針やルール等が出来ているのか、
     そのためにどんな議論がされているのかを、見て・聴いて・
     やってみて知ってもらう。
    ●QMSミーティングに参加し、QMS(ルール・ドキュメン
     ト・力量)の作成や決裁に携わってもらう。

   体験することで、認識や発想の幅・領域を今まで以上に拡げて、日
   常業務の意識の向上に繋げたいという取り組みです。

  その社内留学を今年度も実施します!

   第1弾(昨年度)は各事業所の責任者を対象としましたが、第2弾
   (今年度)は各課[営業担当・技術サービス担当]の課員が対象
   です。

   自薦・他薦含めて、19名の方が社内留学をすることになりました。
   楽しみです。

  社内留学の狙いは「人材育成」や「意識改革」です。

   第1弾を実施して、全ての留学経験者が…とは言えませんが、社内
   留学で得たことを事業所運営に活かしてくれた責任者もいて、
   「効果は有った!」と手応えを感じています。

   それ以上に個人的に感じたことは、「事業所の生の声を聴くことで
   改善の種が見つかった」です。

   最低週2回、独自のコミュニケーションツールを使って事業所とや
   りとりをしていますが、そこには表れきれない事業所運営上で感じ
   ていること・戸惑っていること等を、事業本部に来た機会に吐き出
   してもらっています。

   その中には会社として認識出来ていなかったQMS運用の問題点が
   いっぱいあり、おかげさまで昨年は前年度よりも+20件の改善の種
   が発見できました。

  つまり、社内留学は「事業所運営上の改善の種を見つける機会」で
   もあります。

   第2弾は課員対象なので、また違った角度からの改善の種が見つか
   りそうで、ワクワクしますね。

   社内留学第2弾は6月中旬スタート。
   実施の様子や成果等は、後刻当日記でご紹介したいと思います。

△ No.226 アンケートで嬉しい言葉/厳しい言葉を頂きました
▽ No.224 マネジメントレビュー、表現一つで見違えました